棟役物が設置されて屋根が完成。一階の床下にも断熱材がはいり、床が張られていきます。 室内の造作も進んでいます。ストーブ煙突の取り付けも始まりました。
屋根の換気の為に、頂上にご覧のような「棟役物」を取り付けました。妻壁の空気層からもここに空気が流れ出るようにしてあります。

仮置きした合板が取り外され、50o厚のスタイロフォームが搬入されました(上)。この段階で床下を大掃除しないと、床下が木屑やもろもろのごみためになってしまいます。
断熱材受けを下に取り付けて、スタイロフォームを根太の間にきっちりと納めていきます(下左)。
合板もきれいに掃除をしてから裏返しにして固定、その上に床板が張られます。中央の囲いには、床と同じ高さでストーブ用炉台が設置されます(下右)。
階段からフリースペースへの通路が、吹き抜けの中に施工されています(左)。
バルコニーではしっかりとした手摺りの取り付け中(右)。
県住宅センターの検査官が見えて、屋根完了段階での中間検査(左)。
雨の中、土台を覆う化粧板金が四方に巡らされていきます(右)。
二階中央の間仕切り壁には、二つの洋室とトイレへのドア三枚、そして上部には、グルニエと吹き抜けの間に窓がつきます(左)。
グルニエ内部にはLの字の棚が造作されています。(右)。
棟木には大型のシーリングファンが設置されました(左)。
西山さんが個人輸入されたもので、日本で見掛ける物より、一回り大きく形も少しユニークで、ストーブで薪を燃やす頃には活躍しそうです。
住宅の設備機器の多くが楽に輸入出来るようになったのは、インターネットの賜物。

ストーブと一緒に送られてきたフィンランドの煙突一式は、全く使い物にならない代物でした。新たに調達した煙突の取り付けをご覧下さい。
頑丈に造作された煙導囲の内部四方に、耐熱ボードを張ります(上左)。天井に固定したスクウェアーサポートで煙導囲内部の煙突を受ける方法もありますが、今回は上部で煙突を吊り下げる方法です(上右)。
キャップとなる角トップの下部を煙導囲に取り付け、煙突との隙間に雨水が浸入しないように庇を付けます(中左)。その上に角トップの上部を固定(中右)。
天井に大きく開けた穴の間から煙突を吊し、隙間を隠して耐熱にも役立つカバーを張ります。煙導囲内部は断熱効果のある二重煙突ですが、これから下は一重の熱くなるシングル煙突です(下左)。レンガ調の外装板が四方に張られ、四隅をコーキングすれば煙導囲の完成です(下右)。

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▼西山さんちCONTENTS
四方風景 竹木伐採 地質調査 屋根 コーキング 天井 壁 床
立ち会い 配置決定 地盤改良
11月14日1
棟換気 床下断熱 煙突 間仕切り
地盤改良 地鎮祭 遣り方 窓額縁 階段 手摺り 間仕切り壁
配筋 べた基礎 布基礎 屋根裏部屋 デッキ 炉台 照明
荷下ろし 電気水道 土台敷設 配線 デッキ ストーブ 水回り
ログ組み建て デッキ キッチン 外観
小屋組み 棟上げ 餅まき 完成
屋根 窓 妻壁  その後の変化(1)
妻壁の窓 天窓 システムバス その後の変化(2)
外部ドア 煙導囲 妻壁 塗装 『夢の丸太小屋に暮らす』2006年5月号