フィンランドで加工されたラミネート角ログの躯体と、戸・窓・板・ストーブ一式などを満載した二本のコンテナが、博多港に到着。
9月1日、博多港からコンテナ二台が現地に陸送されました。荷下ろしから土台敷設までをご覧下さい。
地球を半周してはるばるとやって来たコンテナ二台が、早朝宮崎市に到着致しました。
封印を切り、コンテナを開封する西山さんご一家。
フィンランドの香りを満載したコンテナに、自然と笑みがこぼれます。
敷地北側にある河川敷の使用許可を得ましたが、コンテナがどうしても入りきらず、近くの空き地で荷下ろしとなりました。
最初に、20ft(6m)コンテナからクレーンで梱包を引っ張り出し、ユニックで搬送。
二本目の40ftコンテナには長尺重量の梱包ばかりで、四苦八苦。
左側の三段の梱包に掛けられたスリングベルトが切れ掛かり、最上部の梱包を開いて手降ろし。二段になると何とか引っ張り出すことが出来、急遽呼び寄せた平ボディのトラックに搭載。最後の右側三段は何とか一緒に出てきました。
博多港で台風16号に遭遇し、宮崎着が数日延びた梱包26個。
敷地にずらりと並んでいます。
到着早々こんどは台風18号の歓迎を受けました。
基礎用の鋼管を重しに借りて、ブルーシートと一緒にぐるぐる巻きにしました。
えらいところにやってきたなぁ・・との溜息がログの間から聞こえてきそうです。
近所の電柱2本の線を引っ張り、新たな電柱2本に電線が取り付けられ、仮設の電柱にも配線がされました(左上)。
本管からの水道工事。
奥まった敷地の為もあって、敷地まで40m、敷地から30mの配管が必要になりました。
公道の工事には予想以上の費用が掛かります。
型枠全てが外され、布基礎の外周がきれいに仕上げられていきます。
内側の布とベタの接合部分も仕上げをし、かぶりの少ない部分は厚塗りの予定です。
玄関前には、バルコニーを支えるジャッキ付きの柱が三本立ちます。
それらを支える束が準備されています。
秋晴れの中、土台・大引・根太・束・根絡などの床下材が設置されています。全てが防蟻防虫加圧注入材です。
敷地内での水道工事も進んでいます。
床下材が設置された上に床下地材の合板が敷きつめられ、その養生の為に厚手の透明シートが被せられました。
いよいよログがこの上に積み上げられます。

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▼西山さんちCONTENTS
四方風景 竹木伐採 地質調査 屋根 コーキング 天井 壁 床
立ち会い 配置決定 地盤改良 棟換気 床下断熱 煙突 間仕切り
地盤改良 地鎮祭 遣り方 窓額縁 階段 手摺り 間仕切り壁
配筋 べた基礎 布基礎 屋根裏部屋 デッキ 炉台 照明
9月29日2
荷下ろし 電気水道 土台敷設 配線 デッキ ストーブ 水回り
ログ組み建て デッキ キッチン 外観
小屋組み 棟上げ 餅まき 完成
屋根 窓 妻壁  その後の変化(1)
妻壁の窓 天窓 システムバス その後の変化(2)
外部ドア 煙導囲 妻壁 塗装 『夢の丸太小屋に暮らす』2006年5月号