ログ壁の組み建てが終わり、屋根を支える小屋組みが施工されます。
9月18日19日の二日間でラミネートログ266本の壁が組み上がり、三日目には小屋組みが進み棟上げ、そして大勢の方々に参加頂き、歓喜の餅まき。
組み建て三日目。
棟木と母屋が採寸されて柱を受けるほぞ穴が加工されます(上左)。
ロフトには南北の妻壁とその間に間仕切り壁。その骨格となる柱が加工され(上右)、同時にログの最上段にも柱受けのほぞ穴が空けられます。
新名爪川の向こうには、県立養護学校の校舎と運動場が間近に見えます(左)。
三面の壁に棟木と二本の母屋が載れば、垂木(屋根の構造材)の出番。補強の為に8mの杉板を準備しましたが、乾燥度が低く、少しでも陽に当てようと広げてあります(上左)。
窓を慎重に屋内に搬入(上右)。
予想外の好天にも恵まれ、連日炊き出しをして頂き、楽しいピクニック気分(左)。
棟木に固定された柱三本がクレーンで吊り上げられ、ログ壁に載りました。
母屋はログに固定された柱にゆっくりと載せられていきます。
いっぺんに大きな家の形が現れてきました。
吹き流しが付くと、通り掛かりの人達から、餅まきの時間を尋ねられます。
約束の時間前には大勢の方々がおいでになりましたので、垂木架けが途中でしたが、中断して上棟式の準備に掛かりました。
お手伝い頂いた方々にも一緒に上がってもらい、西山さん親子や大工さん一同共に、無事棟が上がった事を感謝し、東方に三拝しながら立派なログハウス住宅の完成を祈りました。
その後、ご覧のように大勢の参加者で盛り上がった盛大な餅まき。
クレーンのある内に、ロフトで必要な材や構造用合板などを上げてしまいました。
上棟翌日、朝日に輝く西山さんご一家のログハウス(右)。

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▼西山さんちCONTENTS
四方風景 竹木伐採 地質調査 屋根 コーキング 天井 壁 床
立ち会い 配置決定 地盤改良 棟換気 床下断熱 煙突 間仕切り
地盤改良 地鎮祭 遣り方 窓額縁 階段 手摺り 間仕切り壁
配筋 べた基礎 布基礎 屋根裏部屋 デッキ 炉台 照明
荷下ろし 電気水道 土台敷設 配線 デッキ ストーブ 水回り
ログ組み建て デッキ キッチン 外観
10月3日2
小屋組み 棟上げ 餅まき 完成
屋根 窓 妻壁  その後の変化(1)
妻壁の窓 天窓 システムバス その後の変化(2)
外部ドア 煙導囲 妻壁 塗装 『夢の丸太小屋に暮らす』2006年5月号