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地元のシルバー人材センターに応援を頂いて、室内の丸太が隅々まで磨かれてゆきます。 |
吹き抜けと洋室の間の2階トイレ。
セトリング・防音・防震対策に様々な知恵と工夫が施されます。 |
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室内空間の全体が現れてきました。電気配線と水道配管が済んでいませんので、2階の床下地板は仮止め。間仕切り壁を受ける柱は、カナダで平らに加工され溝も彫り込んであります。階段と吹き抜けの手摺り・手摺り子は未加工の丸太を注文し、現地で施主の好みに合わせて加工します。 |
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幾つもの専門業者が参加しますが、毎回いずれかの業者と上手く噛み合わない事が出てきます。今回は板金が後手に回りました。見積り段階の仕様と現場での判断が大きく食い違い、やり直しを二回。大雨位では問題有りませんが台風となると話は別です。下から吹き上がる水をこれでは防げません。
板金屋さんと棟梁と三人で、細かく確認しながらやり直してもらいましたが、台風を念頭に置くと完璧はありません。 |
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2階トイレの配水管がご覧のように取り付けられました。塩ビ管を固定する部分にはクッションが巻かれ、1階天井と2階床の間には、防音シートと断熱材が詰められました。 |
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2階洋室にはそれぞれ手動の大型天窓が設置されました。左は棟木と母屋の間。右は母屋と桁の間に低く取り付けられ、寝ながら星の瞬きをご覧頂けそうです。ただこちらは、上にこもる夏の熱気を逃がす工夫が必要になります。 |
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シェットドーマー(東西洋室の出窓)は棟木の高さ、母屋の位置、屋根の傾斜によってその空間が決まります。ポスト&ビームに囲まれた東西の壁の高さはこの場合高い方ですが、低くなる事の方が多いようです。それに合わせて窓を小さくすると、外観・採光・通風の面で見劣りしますので、極力大きな窓にする方が良いようです。室内側はカーテンを二列にしたりと工夫が出来ます。 |
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バルコニーまではみ出して空間を広げたピークドーマー。外観の大きなアクセントになるピークドーマーも、小さいと室内側では余り役に立ちません。
右側はリビングから立ち上がってくる階段空間。 |
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和室はリビングから35p上がる予定で、床の造作は後になります。今は階段用の丸太が置かれています。 |
窓の入った妻壁に胴縁が打たれ、外部仕上げ材設置の準備が進んでいます。 |
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屋根仕舞いのポイントになるシェットドーマーの四隅の柱と煙導囲いの周辺。
台風では屋根の下から上へ想像以上に水が吹き上がってゆきます。この後、相談しながら補修・補強が施されました。 |
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ピークドーマーの下端も要注意の場所ですし、両サイドの谷は人間の上り下りや太陽の熱射でルーフィング(防水下地材)に穴が開いたりよれたりしています。両方の谷にはルーフィングを追加して張ってもらい、銅板を設置します。 |
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外付けの玄関の造作が始まりました。柱二本に支えられた玄関の屋根はセトリングで少し落ちてきます。玄関の構造材は上下に分けられ、丸太に固定する釘は構造材に開けられた溝を落ちてゆきます。構造材の両側に合わせて丸太には溝が掘られ、外側内側の壁材をはめ込むようになっています。 |
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妻壁に外部仕上材が張られてゆきます。よく間違うのですが、外側面の方が荒削りで塗料を吸収し易くなっています。天井との境目や柱との間も、十分にコーキングしないと水の進入口になりかねません。 |