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平成15年7月1日、仮設の水道と電気が設置され、現場での工事がスタートしました。
「家の配置」は地鎮祭時に最終決定しています。4日には基礎の物差しとなる板囲いの「遣り方」。
5日「基礎工事」開始。ユンボでダンプ3台分の土を掘り、クラッシャーランを敷き詰めてランマーで締め固めます。防蟻剤を散布して土壌消毒。給排水の配管も敷設されました。
9日からの3日間で配筋。「性能保証の配筋検査」が11日。翌日に生コン打設。
平らに固まった基礎底部の上に型枠を施工し、長さの違う三種類のアンカーボルトを図面通りに設置。17日立ち上げの布部分に生コン打設。21日に型枠を外し、立派な基礎が完成しました。 丸太を満載したコンテナ二台と、戸・窓・板・ストーブなどがぎっしり積み込まれたドライコンテナ一台は、バンクーバー港を7月7日に出発し、24日に博多港に到着しました。 8月1日建築場所にコンテナが到着し、2・3日に壁組み、4日に棟上げの予定です。
締め固めたクラッシャーランの上には防湿フィルムを敷き詰めます。配筋はすべてを経13oとし、250oのピッチ。布基礎の部分は厚みを増してあります。
生コンの配合は21−18−20。左から、1立米あたりコンクリの量が210s、生コンの粘性度を示すスランプ値、混ぜる砕石の直径20oの順。5立米のミキサー車で5台。隅々まで均一に行き渡るようにしながら、最後は職人の腕で平らにならしてゆきます。
日を置いて土台下を立ち上げます。
左が浴室・トイレ部分、右側は和室部分。手前の出っ張りは電気温水器の設置場所。
左と同じ方向。左から洗面室・キッチン・リビングと続きます。
図面通りに給排水の配管が設置されています。
丸太半割の階段を設置します。その重量をL形の基礎でしっかりと受けます。 玄関横にはセトリング対策用ジャッキ付きの柱が二本。それを受ける基礎。
天候にも恵まれて、順調に施工が進みました。季節や温度などにも影響され易い”生”もののコンクリート。施工業者によって出来具合に開きがあると聞きます。地盤とこの基礎が、大切な住宅をこれから支えてゆきます。
28日には敷地の隅に事務所とトイレを設置。ランバー宮崎で加工した土台・大引等を搬入し、30・31日に床下(土台・大引・根太・根絡・土台上のスペーサー)の施工を終え、床下地の合板と養生ベニヤで舞台を作り、翌日のコンテナ到着を待ちます。

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▼森さんちCONTENTS
四方風景 地質調査 地鎮祭 1階戸・窓 屋根 床板
カナダでの加工写真 2階の壁・収納・フリースペース
7月31日
基礎工事 浴室 板金・コーキング 手摺り
コンテナからの荷降ろし クローゼット 和室 キッチン
いよいよ組み建て キッチン  炉台  デッキ
壁が組まれて二階まで ついに完成!
棟が上がって盛大な餅撒き 新たな生活のご様子
屋根 2階窓 2階床と1階天井 完成後のお住まいのご様子
板金 2階トイレと外壁 玄関