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ドーマーも含めて全てに2×6材(断面サイズ38×140o)の垂木が掛かりました。三種類の長さの垂木を無駄なく配置し、強風を受けやすい両端等には多めの垂木を架けて補強します。
野地板を直ぐにでも張る予定でしたが、台風襲来の情報で止めました。 |
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三角出窓(ピークドーマー)の骨格組み。少しでも広く有効に使えるようにとの注文に、大工さん達も頭を悩ませています。 |
台風10号。ログハウス本体の心配はしませんでしたが、周りに置いた物が飛んで、ご近所に迷惑が掛からないかだけが気掛かりでした。 |
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屋根部分の造作は、「ピークドーマー」と「煙導囲い」と「天窓三箇所」。
全面に野地板が張られ、その上にルーフィング(防水ゴムシート)。かね勾配(45度の傾斜)の為、屋根足場が掛かるまで滑り止めに横木が取り付けられました。 |
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ピークドーマーとシェットドーマー(二階洋室の大出窓)の壁部分に、窓開口を入れた構造材が組まれました。構造材は2×4材(断面サイズ38×89o)。 |
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左側下部をバルコニーまで張り出させ、部屋一杯に広くなったピークドーマー。右は、2×4材で構築した煙導囲いの内部と補強された垂木。 |
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フィンクトラスを室内側から。右は吹き抜け上の大型電動天窓。両サイドを垂木二枚で補強。
北側二洋室の天窓は、当初いずれも棟木と母屋の間に設置予定でしたが、寝ながら星が見たいとのご要望から、一枚は母屋と桁の間に低く移動。
二階南側の洋室は、間仕切り壁をしないで子供達の遊び場とし、必要な時期が来たら施主が間仕切り壁を設置して部屋にするとの変更になりました。 |
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妻壁の屋根下の”への字”の「破風」は、1×10の上に1×6を重ねます。森さんと棟梁が1×6材に飾りを施しています。 |
天井板を設置する前に、後ではぜんぶを磨けない二階床と一階天井を支える梁を、前もってサンダーで磨きます。 |
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二階の妻壁に構造材が設置されて窓が取り付けられ、外側には下地板と防水シートが張られました。二階はセトリングに関係がないので窓設置は在来と変わりませんが、台風対策上周りを防水処理し、外部板が張られた後には十分なコーキングを施します。 |
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二階の屋根天井と妻壁はこのような状態。天井の構造は下から、天井板・断熱材・屋根換気用の隙間・野地板・防水ルーフィング・屋根仕上げ材となります。 |
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採光と通風を考えて、天窓をはじめ全ての窓は大きなタイプとなりました。 |
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施主のデザインと加工による破風は、南北の妻壁とピークドーマーの屋根下に、立派に納まりました。 |
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梁の上部は平らに加工されています。天井板を差し込む為、同じ厚さのスペーサーを梁の上に取り付け、2×6材(断面サイズ38×140o)の根太を設置します。 |
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実加工された1×6材(断面サイズ19×140o)の天井板を下から差し込み、隣り合う実の凸凹をキッチリと納めて、釘が見えないように実部分から上の根太に釘打ちします。 |
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リビング上の二階トイレは防音・防震とセトリング対策がポイント。
給水管はキッチンと洗面所の間に設置する間仕切り壁の間を立ち上げ、梁の上をトイレ下まで配管します。排水管は屋根垂木の間を通して外部に出して雨樋のように落とします。
吸水管の立ち上げには曲がる管(ヘッダー)を使い、配水管の地上との接点では蛇腹式でセトリングの沈みを吸収します。
配水管はクッションを挟んで固定し、防音シートの他に断熱材をトイレ床下全体に敷き込みます。 |
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吹き抜けの一部にトイレと通路がきます。バルコニーへは手摺りとベンチを設置予定ですが、どのように施工されるかはこれからの楽しみです。
左上奥の二階洋室は間仕切りせずに、しばらくは遊び場のフリースペースに変更となりました。
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板金を施しながら屋根仕上げ材の設置が始まりました。
屋根仕上げ材はクボタのアーバニーグラッサで、色はパワーブラウン。
屋根換気の棟役物1.8m5本が、最頂部に取り付けられます。
この後屋根足場も設置されました。 |