8月1日、コンテナ三台にぴっしりと積み込まれたキットを、多くの人のご協力で段取り良く降ろしました。
初日、シルログに半日以上掛かりましたが、それでも壁の4〜5段目まで到達。
組建て二日目の様子をご覧下さい。
朝日を一杯に受けて、昨日の成果がしっかりと組み上がって輝いています。
4段から5段、中に6段が一ヶ所。
きのうの終了時に、舞台上も周辺もみんなできれいに掃除をしてもらいましたので、今日も気持ちよくスタートがきれそうです。
朝礼での棟梁の注意は、クレーンに吊された丸太の下に入らぬ事と、少しずつ高くなるので足元に注意。事故だけが心配です。建物内外での禁煙と暑さ対策上の水補給もお願いしました。
左は昨日磨いて頂いた、棟木と母屋。ツルツルでいい香りが何とも言えません。今日は、棟木と母屋を支える柱と、シェットドーマー(二階洋室の大出窓)の桁と柱を磨いてもらっています。
瞬く間にアーチカットまで進んできました。ポーズを取るのは森さんと大工さん。
手前が広いリビングで奥が対面式のキッチン。左奥には一段高くなって和室。
窓やドアの上まで到達。
(左上)西側。左は和室の出窓。デッキから丸太外部の玄関室に入り、半円カットを上部に持つ丸太の間からリビングへ入ります。
(右上)東側。左から、リビングの掃き出し窓、キッチンと洗面所の勝手口。玄関から南、東と家を囲むデッキですべてがつながります。
(左下)北側。左の開口部手前に浴室とトイレが外付けされます。右は和室。「私も上がって手伝おうかしら・・」と、下から見上げているのは森夫人。
(右下)奥に見える開口はリビング南側の大型掃き出し窓。この空間を確保する為に、10段の予定が強度維持で11段になりました。
縦横に丸太が重ねられてゆきます。
トラスやバルコニー、天井や二階の床、そして柱などを受ける頑丈な梁と桁。これらが一体となって屋根を支え、家全体のバランスと強度を保ちます。
昼食後の集合写真。
これだけ多くの方々の昼食やおやつをご準備頂いた、女性陣が写っていないのが残念。
今回も沢山の方に、ご参加・ご協力・ご見学を頂きました。
ここにいらっしゃらない多くの方々にも、ひたすら感謝!
壁最後の桁がゆっくりと載せられました。
上で作業しているのは大工さんと電気屋さんだけ。慣れたもので足元もしっかりして、配線もスムーズに進みます。安心して見ていられます。
玄関横にはスクリュージャッキ付きの見事な大柱が二本立ちました。
施主デザインのフレアーカット(外部壁端のカーブ)。その外部丸太の壁を、柱の上の桁で受けて屋根を支えます。
20年想い続けた夢の実現。森さん最後の追加希望がこのフィンクトラス。
先にAの字を下で組んでおきます。
いよいよポストが立ち始めました。まずはシェットドーマーの柱から。
周りではみんなが見上げています。
両側は二階洋室を広く使えるようにしたシェットドーマーの柱と桁。その内側は母屋を受けた柱。
二日目にここまで辿り着けてうれしいかぎりです。みなさんのご尽力で磨き上げられた二階部分の丸太は、白く輝いて神々しいばかり。

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▼森さんちCONTENTS
四方風景 地質調査 地鎮祭 1階戸・窓 屋根 床板
カナダでの加工写真 2階の壁・収納・フリースペース
基礎工事 浴室 板金・コーキング 手摺り
コンテナからの荷降ろし クローゼット 和室 キッチン
いよいよ組み建て キッチン  炉台  デッキ
8月11日
壁が組まれて二階まで ついに完成!
棟が上がって盛大な餅撒き 新たな生活のご様子
屋根 2階窓 2階床と1階天井 完成後のお住まいのご様子
板金 2階トイレと外壁 玄関