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クレーンのある内に、重い掃き出し窓などは室内に入れておきます。
二階にも梁に構造材を渡してコンパネを敷いて舞台を作り、上で使う垂木なども上げてしまいました。 |
三日目は南側の柱からスタートです。
周辺を埋め尽くしていた丸太も、もう数える程になってきました。
このスピードには丸太番号チェック係りの功績大なるものがあります。 |
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左は北側の棟木受け柱の設置。
右は森さんと伯父さんによって納められた南側の棟木受け柱。 |
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二階部分の丸太全部をピカピカに磨いてくれた、ありがたい援軍が次に攻めるは玄関の大柱二本。 |
すべての柱が立ち上がり、いよいよトラスの組み建てが始まりました。
うまく納まるか心配です。 |
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下でAに組んだ中心部分を固定し、45°に頬杖を立て、両側からそれぞれ挟み込んで緊結します。
スムーズに組み上がって満足そうな大工さん四人組。 |
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コンテナの長さが12m。それを越す長さの棟木と母屋は、中央部で継ぎます。
母屋二列が載り、最頂部に棟木の一本が納まりました。 |
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周辺に足場が組まれてゆきます。一番遠くに置いてあった板などは、今後の使用順を考えながら、周りの取り易い場所に移動されました。 |
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最後に残された棟木の一本に、名前などをおもいおもいに書き込んでもらいました。まずは施主の娘さんや親戚の子供達から。
厳寒の地で育った樹齢350年の大木は年輪の間隔が1o弱。二面直角に落としてあり、天井板を差し込む空間を確保する為にスペーサーが設置してあります。 |
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強力な援軍は大柱二本を攻略して、引き続きリビングの壁に攻め入って下さいました。様々なサンダーを使い分けて、連携も見事なこと。 |
サンダーで磨いた粉が飛散しないのは確認しましたが、念のため風下側に目の細かなネットを張ってもらいました。 |
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時と共に三々五々、子供達からお年寄りの方々までたくさんの人達が集まって、棟木にも次々と署名がされてゆきます。 |
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三日間で約150本の丸太が組まれました。多くのみなさんに見守られながら、いよいよ最後の一本、棟木が上がってゆきます。
トラス、柱そしてもう一方の棟木にしっかりと納まり、盛大な拍手を受けました。 |
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上棟式のお供えには、お酒・お米・お塩・昆布・するめ・野菜・紅白のお餅に獲れたての鯛とお刺身。
お金やお菓子と一緒に袋詰めされた紅白のお餅は、写真の他にも大きなひと山。
棟梁の進行に従い、拝礼、乾杯、そしてお刺身を頂きました。
森さんご夫妻、お父さん、伯父さん、いとこさん達、それに大工さん達によって、大量の餅が宙を舞います。中には引き替え券も含まれて、大きな楽しいプレゼントも別に用意されていました。 |
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翌日、棟木・母屋・桁の上に垂木がすべて架けられました。
棟木に書かれた森さんご一家のお名前も、末代まで残って森家の繁栄を見守ります。 |