カナダで加工された丸太が、板・戸・窓・ストーブと一緒にコンテナ三台に積まれ9月1日にバンクーバーを出発。
博多港に9月19日に陸揚げされ、25日に待望の現地到着。
28日29日でほとんど壁が立ち上がり、30日には棟上げ、歓喜の餅まき!
秋日和の三日間で、頑丈な壁が組まれ、雄々しく棟が上がりました。
青空をバックに、お祝いの吹き流しが海風になびきます。
海に向かう北面。
二階にはバルコニー、一階の二つの大きな掃き出し窓の外には、広々としたデッキが設置されます。
どの面のログエンドも、施主の指示通りのカーブにフレアーカットされています。
土台パッキンで十分に乾燥された高いベタ基礎は、ワインクーラー・食物貯蔵庫や倉庫等として有意義な地下空間を提供してくれると思います。
中央右側に玄関を持つ南面。
南側敷地には広い空間があり、庭や車庫・倉庫に充分のスペースが取れそうです。
敷地の東西に人のほとんど通らない道路があるのも便利この上なし。
東面の大きな開口部。
右側リビングには台形の大型出窓。左のキッチンの窓からは朝日が射し込みます。
北から東側に広がる太平洋。
すぐ右側には富土海水浴場、富土漁港そしてサボテンハーブ園。
北側を走る旧国道220号線からは一段高い場所にあります。
600坪の敷地内である、左上へとなだらかに続く傾斜地の雑木林をどうされるのかは、施主のこれからの宿題兼大いなる楽しみ。
国定公園内に建つのは珍しいと思われるログハウス。
海に近いので、まず全て防塩金具。
そして台風対策として、通常の倍以上の強力な金具で屋根仕舞をし、コーキングを施します。
新たな若い住人を歓迎して、富土地区の多くの方々がお祝いに参集して下さいました。
写っているのは三分の一位。楽しく元気なご婦人方が、この地区でも主役!と思わせる陽気さでした。
地区役員の皆様の様々なご協力にも感謝申し上げます! 延岡のご両親が心を込めて準備された紅白の餅。驚く程大量のお金・お菓子・お餅がまかれました。
左から、父親、棟梁そして施主。まく方も総勢8人。

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▼喜多さんちCONTENTS
四方の風景、地鎮祭 屋根、階段、ロフト床
カナダでの加工の様子 コーキング、間仕切り壁、煙突
基礎工事 クローゼット、キッチン
土台、荷下ろし クローゼット、洗面台、塗装
組建て、棟上げ デッキ、クローゼット、配管
10月28日
棟上げ、お祝い 給排水、照明、設備機器
屋根下地、ドーマー 炉台・ストーブの設置
屋根、妻壁、ロフト床 専属カメラマンの写真より
妻壁、窓、バルコニー 完成までの流れ
バルコニー、風呂周り、吹き抜け