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基礎の定規を作る「遣り方」。
基礎の芯から犬走りが50cm出ますので、芯から約1mの所に杭を立て、基礎の立ち上がりの高さに合わせて板で囲います。
基礎立ち上がり芯の延長線に、目印を書き込んでいきます。
今後の基礎工事はこの印を基準にして造作が進みます。
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内村さんから薪情報が届き、レンタカー軽トラで木幡さんご夫妻が貰って来られました。今から乾燥させれば、この冬の大事な燃料になります(左)。
喜多さんの友人が倉庫と基礎羽子板の溶接をしてくれました。これで台風も心配なさそうです(右)。
ログハウスの仲間も少しずつ増えて、お互いに協力し合ったり助け合いながら、それぞれのログハウスライフを楽しく充実したものにされていかれるようです。
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目印を付けた棒で深さを確認しながら、底までの土を除く「根切り」(上左)。
入口と進入路の垣根やブロックを、ユンボできれいさっぱり取り除き、整地してもらいました(上右)。
クラッシャーを敷き詰め、締め固めていきます。重量の掛かる田の字の基礎の下は、深堀りして二重に配筋し、コンクリも厚くします(下左)。
同時に給排水の配管も敷設します(下右)。 |
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防蟻処理したクレッシャーの上にポリフィルムを敷き詰め、多めに太い鉄筋を組み合わせて、配筋の完成(上左)。
玄関前に二ヶ所、反対の海側に四ヶ所、柱を受ける円柱独立基礎の底部も同様に配筋してあります(上右)。
国道から電気を引くのに、途中に電柱が必要です。その場所決めに九電・電気屋さんと相談。入口角の邪魔にならない法面下に電柱を立て、海側の法面下にも支柱を立ててワイヤを引っ張り電柱を支えることになりました(右)。 |
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住宅金融公庫・性能保証の配筋検査を受け、いよいよ打設。
全体に散水して生コンの付きを良くします(上左)。
生コン車の遠い方から少しずつ慎重に進め、隅々まで生コンを行き渡らせる為バイブレーターをこまめに差し込み、コテで平らに均していきます。
好天高温での急乾燥を防ぐために夜に水を撒き、きれいに完成(左)。 |
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立ち上げ型枠設置の為、完成した底盤の上に墨付けをしています。
バルコニーを支える四本の柱と玄関小屋根を支える二本の柱の下には独立基礎の円柱が立ち上がります。
芯が違わぬように細かな作業が続きます。 |
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基礎の中には通路が必要です。つながった鉄筋を図面に合わせて専用工具で切断(左)。墨に合わせて型枠もカットし、ベースに釘付けします(右)。 |
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ベースから立ち上がった配筋が、思うように組上がっていない箇所も出てきます。一列だけが傾いて、片方の型枠に寄り過ぎています(上左)。
横の鉄筋をいったん外し、縦の鉄筋を垂直に戻してから再度横を固定(上右)。
型枠の中央に鉄筋がきれいに並びました(左)。 |
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基礎工事と共に、給水や電気の準備も進みます。
国道の本管から敷地内に、給水用のバルブが配管設置されました(上)。
仮設の配電用ポールが立ち、本線が届くまでは旧診療所から配線させて頂くことになりました(右)。 |
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型枠の設置が完了し立ち上げの配筋も整いました。
アンカーボルトの設置位置に間違いが無いように印を付け(上左)、その位置に固定用の穴あき板を取り付けました(上右)。
長さ60・80・90cm三種類の長さのアンカーボルトを、なるだけ垂直になるように指定の場所に仮り留めします(左) 。 |
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バイブレーターを駆使しながら生コンを万遍なく流し込みます(上左)。
アンカーボルトに巻かれたテープの下端、横の墨が天端になる予定です(上右)生コンの重さで沈むアンカーボルトもあり、この高さを間違いなく維持する為に、結構神経を使います。
天端墨から約1cm下を目安にコテで均し、ハケで整えます(中)。
水で濡らしたハケで、天端墨がよく見えるように、型枠に付いた生コンを落とします(下左)。配筋されて固定されたボイド管の中にも生コンが入れられ、丁寧に独立基礎が作られていきます(下右)。 |
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基礎の天端を真っ平らにする為に、レベラーという専用のモルタルを作り(上)、墨の高さまで流し込んでいきます(中)。
羽子板を取り付けられた独立基礎は、四方と中央の釘が高さの目安(下左)。
ほとんどきれいに出来上がっていましたが、最後に流した一列だけが固まる直前に夕立に会い、しわが出来ていました(下右)。この部分は後日きれいに剥ぎ取られ、高さを確認しながら再度モルタルで修正されて、基礎が見事に完成致しました。 |