外装工事から内装工事へと、これから二ヶ月を掛けて、一つ一つの工程が仕上げられていきます。
屋根造作から建具(戸や窓)取り付けへと進む様子を、どうぞご覧下さい。

計画では玄関上の屋根は通常の出しか有りません。雨の時が少し心配ですし、あっさりし過ぎかなぁとも思います。
星野さんご夫妻と棟梁を交えて相談の結果、屋根を追加して二本の柱を持った玄関ポーチを造作してもらう事になりました。テラスの手摺りを星野さんが日曜大工でする事にして、大工工事増額は無しとしました。
タカラスタンダード・ショールームのリニューアルに合わせて入手出来た、フルセットのシステムバスが届きました。これから組み立てが始まります。
クレーンの有る内に屋内に置かれていた、戸や窓が開封されて出番を待っています。
二階から先に、戸と窓の設置が始まりました。
バルコニー上のフィックス窓やドアが見えます(左)。霧島連山を見渡せる西側ドーマーには、両外開きの窓です(右)。
南側に広がる一段高い運動公園、その境界を一列に並ぶ杉の間から。
棟木を支える柱を中心に左右対称のフィックス窓、その両側にはキャットウォークと主寝室からバルコニーに出るドアが、それぞれ設置されます。
玄関上に追加される屋根。ジャッキを付けた柱の上に桁を取り付け、その上に垂木を載せ、L金物でしっかりと固定しています。
玄関テラスも計画より少し広くなって、これなら雨の日でも大丈夫そうです(左)。
システムバスの設置される場所には電気温水器とつながる配管・配線が済み、きれいに掃除もされて準備が整いました(右)。
天井・壁との取り合いや間隔を見ながらフィックス窓の位置が決められ、南側の妻壁に表情が出てきました。
西側ドーマーの窓も、図面では同じ高さに描いてありましたが、子供の遊び場は低く、主寝室は高く変更致しました(下右)。
天窓が三枚取り付けられました。吹き抜けには大型、主寝室と子供の遊び場には中型、いずれも中央で回転する手動型です。
二階の間仕切り壁となる場所には、全てに筋交(スジカイ)が設置されました。
ドーマーの南北、屋根とカネ勾配屋根の間にも滑り出しの窓が付いています(左)。主寝室の窓は高く、手前の子供の遊び場は低く、窓が設置されました(右)。
タカラスタンダードのプレデンシア1坪サイズが、無駄な隙間無く取り付けられました。
北側の妻壁にも窓やドアが付きました。
図面通りに取り付けましたが、外の景色を眺める階段上の四角フィックス窓(下左)と子供用遊び場の窓(下右)が少し高過ぎるような気がします。
防水タイベックが張られて、壁の中のガラス部分の位置がはっきりとしてきました。こちらは良い配置になっているようです(左)。
浴室の窓は国内調達のアルミサッシです。外部建具の中でセトリング対策が一番厄介で、上手く設置しても定期点検の時に手が掛かる事があります(右)。
和室の畳面はリビングの床から25cm高く設置される予定です。ログもその位置で横にカットが入って、上は取り除きます。その高さになるように大引と根太が造作されていきます。
二階の床下地となる合板が張られています(左)。
コの字階段の中央に立ち、二階トイレの下を支えるジャッキ付きの柱(右)。
一階にも戸や窓が設置されています。垂直を見ながらクサビを両サイドに挟み、建具がログ壁と直接固定されないよう工夫しながら取り付けます。
外部煙突は防水対策もありますので、屋根工事に合わせて取り付けます(左)。煙突は直立で高い程燃焼が良いようですが、強風対策が必要です。屋根に固定し斜めから支持する金物も準備されました(右)。
ホンマ製作所の薪ストーブ本体は設置直前に到着予定です。
アスファルトルーフィングの四方に防水板金が設置され、その上にコロニアルNEOラスティグリーンが張られていきます。

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▼星野さんちCONTENTS
敷地外観 進入道路 整地 基礎下地
3月22日
屋根造作 妻壁 戸窓 浴室設置
フィンランドでの原木伐採の様子 外部壁 電柱設置 断熱材 軒天
地鎮祭 進入路造成 電柱準備 基礎工事 二階配管 外壁 屋根板金 塗装
コンテナ到着 荷下ろし 床 間仕切壁 板金 左官 配管
床下造作 組み建て初日 左官 外周造作 内部仕上 テラス
壁の組み建て二日目 設備機器 照明 炉台 塗装 完成
屋根の骨格・小屋建て 完成後のお住まいの様子
屋根垂木 屋根造作 金物取付