地球を半周しての長旅を終え、星野さんご一家のログハウス用キットが、遂に建築予定地に到着しました。
開封から荷下ろしの様子をご覧下さい。

都城盆地特有の深い霧の中、まずは25tクレーンを一番奥に配置しました(左)。
朝日を浴びながら40フィート(12m)のコンテナ2台が、運動公園横に待機しています(右)。
好天に恵まれ、コンテナを包んでいた霧を、温かな陽射しが解かしてくれています(左)。
少しカーブしたなだらかな坂道を、何回も上下したり切り返しを繰り返しながら、希望の位置までバックで登って来ました(右)。
コンテナとクレーンの間にはユニック車が入り、コンテナもようやく坂道を登り切りました。
いよいよ荷下ろしの開始です。
9.11.以来とても頑丈になった封印を、施主星野さんにカットして頂き、一台目のコンテナを開封します。
割と下ろし易い戸や窓、短めの梱包の多いコンテナを、先に開いてもらいました。
中に立ってもらい先ずは記念撮影。
右側にはベルトで固定された戸と窓の梱包が3個。左の加圧注入材の上には階段セット一式(左)。
奥様の腕に抱かれた二人の息子さんと中央にお嬢さん。
ご家族5人の見守る中で、外部ドアが最初に下ろされようとしています(右)。
フィンランドからやってきた多くのキットを使って、これから建築されるログハウス。
その住人星野さんご一家のみなさんに、喜んで頂けるような住宅となりますように!
ユニックで引っ張り出してはクレーンで吊り上げる作業が始まりました。
出し易いもの、出しにくいもの、梱包を解いて一本ずつ出さないといけないものなど、様々です。
一段高い運動公園側から見ると、手前にクレーン、間にユニック車、その向こうがコンテナとなります(左)。
クレーンの手前側の道路に、一台目のほとんどが仮置きされました(右)。
二台目コンテナの上部と奥には、長尺ものが沢山入っています。ユニックとクレーン交互にベルトを掛ける作業が続きますが、ユニックだけで引ききれない重量物の時は、クレーンの力も借りて工夫しながら引っ張り出します。
ログは5つの梱包にまとめられています。時間が掛かりましたが、その内の長物がようやく出てきました(左)。
残り3個となりました。その内の2個がログです(右)。

約7時間かけて32梱包の全てが荷下ろしされました。

コンテナが帰った後、下ろし易い所に置いていった梱包を、今後の使う順番を考えながら敷地の中に配置・積み重ねていき、日没までに全ての作業を完了する事が出来ました。


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▼星野さんちCONTENTS
敷地外観 進入道路 整地 基礎下地 屋根造作 妻壁 戸窓 浴室設置
フィンランドでの原木伐採の様子 外部壁 電柱設置 断熱材 軒天
地鎮祭 進入路造成 電柱準備 基礎工事 二階配管 外壁 屋根板金 塗装
3月3日
コンテナ到着 荷下ろし 床 間仕切壁 板金 左官 配管
床下造作 組み建て初日 左官 外周造作 内部仕上 テラス
壁の組み建て二日目 設備機器 照明 炉台 塗装 完成
屋根の骨格・小屋建て 完成後のお住まいの様子
屋根垂木 屋根造作 金物取付