宮崎県の中西部、綾町の高台に乗馬用厩舎とログハウスの管理棟が完成しました。
土地名義変更等の関係で、厩舎スタートが4ヶ月、ログハウスは5ヶ月遅れました。
両方の建物とも当初の予定図面を東西反転させ、二つの建物を左右逆に配置して建てました。
マシンカットの先進地フィンランドで加工されたラミネート角ログです。
完成までの詳細をどうぞご覧下さい。
玄関と勝手口のドアは、モスグリーンに塗り分けられました(左)。
デッキの造作が始まり、まずは束の高さが計測されています(右)。
120×120の防腐防蟻剤注入材がカットされて(左)、羽子板付きの束石に仮置きされます。犬走りには羽子板なしの平石です(右)。
全ての束柱を立てた上に、大引が三列並びます。
大引の上に根太が等間隔に設置されていきます。
フレンチドアを開け放てば、内外の床が一体の広がりとなるよう、デッキ床は屋内の床とほとんど段差無しのご希望です。ログ壁とデッキの間には水切りの為少し間を空け、一枚目が取り付けられています(左)。
隙間が同じサイズになるよう、木っ端の厚みを利用します(右)。
長い床板は真っ直ぐとは限りません。両端を留めて(左)、直線を確認しながら途中のビスを打っていきます(右)。
同様にして、北側にも3×3.5mの広いデッキが造作されました。放牧場の直ぐ南側になりますので、様々な利用方法が有りそうです。
西側の玄関前2×3mと南側2×10mのデッキがつながり、L形の広々とした舞台が完成しました。

厩舎には二枚の看板が掲げられ、この土地にもしっかりと馴染んできたような落ち着きを感じます。

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▼河野さんちCONTENTS
厩舎 地質調査 仮設配線 地鎮祭    〃    ログ組建 電気・屋根工事
  〃  地盤改良 基礎工事 足場架設 放牧場  丸太加工 柵造作
   〃  組み建て 屋根工事 外壁工事  厩舎   馬房開き戸 雨樋 ほぼ完成
   〃  天井内壁 電気配線 階段造作 管理棟  戸窓設置 天井・床 設備機器
   〃  収納・ロフト・馬房・開き戸の造作 完成
管理棟 フィンランド工場 コンテナ荷降ろし
完成後
完成後のご様子
   〃   地盤改良 基礎工事