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プレカットされた構造材の組み建てが、南側の柱から始まりました(左)。5tクレーンを使い、種類ごとに梱包された角材を、使う順に仕分けしていきます(右)。 |
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立ち上がった柱の列に、梁を載せていきます。二本の梁を継ぎ手で緊結して一本につなぎ、それらの長尺梁も順番に上がっています。 |
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プレカットの技術と大工さん達の手際良さとクレーンの威力で、瞬く間に全ての構造材が組みあがっていきました。 |
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二階部分はロフトとして使います。夏の直射日光に焼かれた屋根からの熱を屋内に入れないよう、屋根内部に空気層をつくり排気します。その為に屋根垂木は18cmの厚さ。大きなL形の金物で母屋に留めます。
まずその金具を要所に取り付け(左)、一枚ずつ垂木が固定されていきます(右)。 |
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3寸勾配と5寸勾配の屋根が、中間地点ですれ違います。垂木が掛かるとその形がはっきりと現れてきました。 |
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東側の馬洗い場には丸太の柱が三本(左)。
屋根最頂部に垂木より大きな鼻隠し材が取り付けられています(右)。 |
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両側にL金物がビス留めされ、垂木をしっかりと固定します。 |
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一日でここまで進みました。屋根の下地となる構造用合板や防水アスファルトルーフィングも、クレーンの居るうちに上げられました。 |
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野地板が張られ、その上にルーフィングを張り上がっていきます。こちらの東側は台風の時相当な風を受けると予想されます。西側5寸勾配に比べ東側3寸勾配のこの屋根傾斜では、強風に押されて雨水は簡単に上へ逆流します。東西を反転したことで、東側の防水対策が懸案の一つになりました。 |
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地震や台風の時、横への力などに抗する為の「筋交(スジカイ)」。一階に8箇所設置されています。 |
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二階の壁に間柱が立っていきます(左)。屋根のルーフィングは極力上まで立ち上げ、更に板金やコーキングなどで防水対策が施されます(右)。 |
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ロフトの収納部分に3箇所の筋交(左)。
ロフトと馬房吹抜けの間では柱と同じ太さの筋交が建物の中心を支えます(右)。 |
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ロフトの南北に窓が設置されました。
北側の窓からは照葉樹林の山々と綾北川の周辺が見渡せます(左)。
少し大きめの南側の窓からは陽光がたっぷりと入ってきそうです(右)。 |
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一階にも戸と窓が取り付けられています。管理棟から厩舎への入口は、足元に極力段差が付かないよう、枠を基礎に埋める為の溝が掘られました(左)。
西側には他に三枚のルーバー窓。管理棟から馬房の中の馬の顔が見え、換気にも役立ちそうです(右)。 |
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外壁の設置が始まりました。馬房には断熱材が取付けられ内壁を張ります。その外側は防水シートが張られ、その上に一枚ずつ下から厚手の板を張り上げていきます(左)。その他の壁は、外壁が内側から見える見出しです(右)。 |
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敷地では水道の配管工事が始まりました。側溝に沿い、ある程度の間隔を取って約60cmの深さに配管されます。 |
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屋根の四辺に板金が設置され(上)、コロニアルの屋根仕上げ材が施工されました(下)。 |
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地力のある土地とみえて、雑草がみごとに生い茂っていました。それをシルバーのおじさんが半日一人で、さっぱりときれいに散髪してくれました。 |
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東側の軒先から入った空気は、途中この壁を通って、西側からの空気層に合流させなければなりません。その為に、柱から外に空気層を作る必要が有り、縦に角材が打たれています(左)。間柱に欠き込みを入れて、窓下の空気も横に流れるよう通り道が出来ています(右)。 |
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防水対策上、窓の下端までぎりぎり高く板金が張り上げられています(上)。
隅々まで工夫されて板金が設置され、要所には防水コーキングが施されています(下)。 |
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窓周りには防水両面テープが張られ、その上から外壁が取付けられます(左)。屋根の上からは取り囲むようになだらかな山々が見渡せます(右)。 |
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今回懸案の公道工事。途中まで来ているらしい本管の取水口の場所が特定出来ません。掘ってみなければ分からないとの話で、有りそうな場所目指して穴掘りを開始。道路を横切る側溝の下を配管しています。 |