岡原邸のその後やいかに?!
平成14年6月に完成してからの、住宅内外の変化の様子をご覧下さい。
雪景色
霧島屋久国立公園の一画
小林市の山手

・・・ 南国とはいえご覧のごとし

■ミステイク

建築後2年。施工ミスが突然現れました。
南側掃き出し窓の上の庇の頬杖がログからはずれて、大きな隙間が開きました。
庇を外してみると、窓を囲む額縁への釘の打ち損ない。セトリングを十分に考えずに釘打ちした箇所があと一箇所。セトリングの早い南側に最初に現れました。


■平成16年12月

二年半目の定期点検を迎え、家全体がすっかり落ち着いた色合いを醸し出しています。
玄関灯の下にかわいい木彫小鳥の付いた表札が掛けられていました(上左)。
霧島連山を見渡せる広々とした庭では、大量の丸太が持ち込まれて、ストーブ用の薪に割られています(上右)。
家の周りのあちこちに、数年分の薪が乾燥されて、出番を待ちます(左)。


■平成17年6月

建築後、丸三年。セトリングも大分落ち着き、室内四ヶ所のジャッキ付き柱の調整も終盤になってきました(左)。
トイレドアの枠の右上に隙間が出来ていました。その原因は、ジャッキ付き柱と離して釘付けすべき枠が、間違って柱に留められていて、柱が下がるのを阻止してした事によるものでした。
半年前の丸太は割られて、見事な薪となるべく乾燥中。そしてさらに多くの様々な樹種の丸太が、4t車数台分も搬入されて、玉切りされています(右)。
エアコン無しでの生活ですが、夏は涼しく心地よい風、冬はストーブの活躍で、年中快適のようです。


■平成19年7月

丸5年目を迎えての定期点検。
テラス三個所に腐れの兆候あり。床下にネズミの珍入があり対策が必要です。その他は床下に特段の問題無し。室内ジャッキは来年固定することに。玄関框に使われた自然木のヒビは、そろそろカンナをかけてコーキングの必要が有ります。浴室窓の一部もサンダーをかけて塗装の要有りです。
ログハウスはのんびりと変化していきますが、茜(アカネ)さんの成長には毎回驚かされます。もう立派な小学生です。

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▼岡原さんちCONTENTS
四方の風景と地質調査 天窓・煙導囲・和室・窓
地鎮祭と基礎工事開始 キッチン・和室・塗装・玄関
土台敷設とコンテナ到着 炉台・倉庫・収納・塗装
組建て初日 照明・玄関・諸々の仕上げ
組建て二日目 完成見学会
棟上げまで 建ててみて住んでみて
補強・電気配線・窓設置
完成後
完成後の変化
壁・階段・屋根・煙突