霧島連山を真横に見渡すような小林市の高台で、フィンランド製 ”ラミネート 角ログ” を使った住宅を建築中です。 大勢の協力により二日間で壁が完成し、さらに三日で棟が上がりました。その後の過程を紹介致します。
ストーブは室内の空気を使わない外気導入タイプ。真下の床下から空気を取り入れ、煙は真上から外へ。
炉台は岡原さんがレンガで設置の予定。
システムバス外部の空気は基礎パッキン換気で外気とつながっていますが、システムバス上部の熱と結露対策として、天井下に断熱材と防湿ボードを設置。バス内部換気はセトリング対策をしてログ壁からファンで外へ。
天窓の内側に網戸が付きました。上から下までスライドさせて固定します。外側には日除け用のブラインドが付いています。 断熱外部煙突を受けるスクウェアーサポートを上から。この周りに煙導囲が設置されます。
ログハウスのおもしろさの一つは、現場で新たな智恵や工夫を出しながら、自由に施工出来る点です。
和室は竹の網代天井になりました。壁や障子も出来上がるまでどうなるか判りません。
台風にもびくともしない頑丈な煙導囲。防水シートの上をレンガ調のボードで囲います。
上には角トップが付きました。
セトリング対策された窓には、内外ともに額縁が取り付けられました。コーキング剤が充分浸透するように適度の隙間が額縁間に空けてあります。マスキングテープで縁取りしてコーキングされます。 妻壁の三角フィックス窓。キットにあった額縁をやめてシンプルに。
水切りの取り付けは大工さんの智恵次第。

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▼岡原さんちCONTENTS
四方の風景と地質調査
5月4日2
天窓・煙導囲・和室・窓
地鎮祭と基礎工事開始 キッチン・和室・塗装・玄関
土台敷設とコンテナ到着 炉台・倉庫・収納・塗装
組建て初日 照明・玄関・諸々の仕上げ
組建て二日目 完成見学会
棟上げまで 建ててみて住んでみて
補強・電気配線・窓設置 完成後の変化
壁・階段・屋根・煙突