霧島連山を真横に見渡すような小林市の高台で、フィンランド製 ”ラミネート 角ログ” を使った住宅を建築中です。
いよいよ組建て。多くの参加者・見学者のご協力ご声援で、形が現れてきました。
組建て前日の15日。
検品も兼ねてログを五ヶ所に分配しました。建物の四方には近い壁の分。それと右写真の一ヶ所。
ログ総数は290本。
ログ五段目まで、白アリ対策の溶液を塗りました。この日は重なる部分のログ上下部分のみで、後は組み上がってから。
ここのログを明日組めるといいのですが・・・。
いよいよ組建て当日16日の朝。県内各地から応援の参加者が次々と馳せ参じてくれました。午前中は写真を撮る暇無し。電気配線の穴を土台に開け、必要に応じて配線の長さを決めて行きます。私のミスですが、ログ経験の無い電気屋さんとの打ち合わせが不十分で、相当手間取ってしまいました。 さわやかな好天の下、ピクニック気分の昼食。
昼食後、参加者と記念に一枚。大阪のメーカーからも担当者と施工責任者が来てくれました。 電気配線穴と電気予備穴それにダボ穴。上下のログを緊結するダボは、交互の穴に打ち込みます。慣れるまでが一苦労。
三段目位からようやく要領がつかめてきて、ノッチ組み込みの槌音も良くなってきました。 ダボの総数は850本。確認しながらダボを打ち込んでゆきます。
田の字形のログ壁の中央には、電気配線が集中しますので、線を挟み込まないよう慎重にノッチを組んで行きます。不安定な当て木を支えてもらいながらカケヤを叩き込みます。
日が傾く頃には皆さんの動きがスムーズになり、昼の段階ではとても無理かと思われた五段目までのログの山が、きれいに無くなりました。

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▼岡原さんちCONTENTS
四方の風景と地質調査 天窓・煙導囲・和室・窓
地鎮祭と基礎工事開始 キッチン・和室・塗装・玄関
土台敷設とコンテナ到着 炉台・倉庫・収納・塗装
3月22日1
組建て初日 照明・玄関・諸々の仕上げ
組建て二日目 完成見学会
棟上げまで 建ててみて住んでみて
補強・電気配線・窓設置 完成後の変化
壁・階段・屋根・煙突