霧島連山を真横に見渡すような小林市の高台で、フィンランド製 ”ラミネート 角ログ” を使った住宅を建築します。
加圧注入材で土台を敷設。待ちに待ったキットが到着しました。

これまで基礎に換気口を開けるのが一般的でしたが、床下の空気対流が不十分で湿気が抜けず、ヒビの元にもなっていました。基礎パッキンで360°空気が流れるようになり、基礎の強度も損なわれなくなります。 キットの中に土台・大引・根太を含める場合もありますが、キット到着前に国内の防腐防蟻処理の加圧注入材を施工しておくと、到着次第組み上げられ、施工がスムーズに進みます。
根太の上に合板を仮敷きして舞台を作り、作業がしやすいように足場も仮設。基礎の四方にはログ用の枕木が準備されました。 絶好の天気に恵まれ、朝日を浴びながら40フィート12mコンテナ二台が福岡から到着しました。
フィンランドの匂いを満載したコンテナの封印を切り、中を拝見。
施主の満面の笑顔は、朝日に照らされて輝くばかり!
手際よく梱包された荷は二列に並び、奥までびっしり。
ドライコンテナの威力か、カビやキズも全く無く、フィンランド出発のままのきれいな状態でした。
クレーン・ユニック・ユンボを使い、手際よく引き出します。
梱包やパレットの状態も良く、取り出し易いように巻かれたスリングベルトにも助かりました。
一台目の梱包13個。
ランバー(板類)も種類ごとに梱包してありますので、今後作業がしやすいと思います。
二台目のコンテナには、ドアや窓がギッシリ。
最長の物は、棟木と母屋。総数27梱包の内、壁となる角ログは5梱包。
早くコンテナにお帰り頂く為、下ろし易い場所に下ろした梱包を再度置き直し。さらにログ5梱包を開き、五ヶ所に分配しました。

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▼岡原さんちCONTENTS
四方の風景と地質調査 天窓・煙導囲・和室・窓
地鎮祭と基礎工事開始 キッチン・和室・塗装・玄関

3月14日

土台敷設とコンテナ到着 炉台・倉庫・収納・塗装
組建て初日 照明・玄関・諸々の仕上げ
組建て二日目 完成見学会
棟上げまで 建ててみて住んでみて
補強・電気配線・窓設置 完成後の変化
壁・階段・屋根・煙突