霧島連山を真横に見渡すような小林市の高台で、フィンランド製 ”ラミネート 角ログ” を使った住宅を建築中です。
大勢の協力で壁が完成しました。台風での強風を考慮してドーマー(出窓)を設けません。
その分、天窓三枚に加え、妻壁の窓を少しでも多く取る為に、ロフトの壁にも工夫がしてあります。
18〜20日、棟上げまでをご覧下さい。
北側のロフトには三枚の開き窓に一枚の固定窓。南側には、掃き出し窓と三枚の固定窓。中の間仕切り壁には二枚の開き窓が取り付けられます。
それに合わせた壁組を下で造作し、釣り上げて固定しました。
春風の中、三面のロフトの壁がログの上に取り付けられ、その上に棟木と二本の母屋が渡されます。約3m高のログ壁の上に、4.5m高のロフトが姿を現しました。間近に見ると太いロフトの柱や棟木なども、離れて全体を見ると、ログ壁に比較されて細く感じます。
45°の傾斜に垂木を架けてゆきます。強風を受け止める南北の屋根には、多めに垂木を設置し、全体の補強金具類も普段の倍以上使いました。
いよいよ棟上げの日。吹き流しの元、屋根の下地となる野地板が張られます。同時に、周囲と屋根に足場が組まれ、作業効率が格段に上がりました。
棟木の下から南側を見ると、山桜が咲き誇り、霧島連山が手に取るように見渡せます。 弓飾りも付きました。明日は雨の予報に、野地板が両面に張られます。
人と好天に恵まれた毎日に感謝!

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▼岡原さんちCONTENTS
四方の風景と地質調査 天窓・煙導囲・和室・窓
地鎮祭と基礎工事開始 キッチン・和室・塗装・玄関
土台敷設とコンテナ到着 炉台・倉庫・収納・塗装
組建て初日 照明・玄関・諸々の仕上げ
組建て二日目 完成見学会
3月22日3
棟上げまで 建ててみて住んでみて
補強・電気配線・窓設置 完成後の変化
壁・階段・屋根・煙突