外壁の工事が終わると、いよいよ内部の様々な造作へと進んでいきます。
隠れてしまう内外の壁の間には、電気配線と断熱材の他にも、壁やクロスや珪藻土の下地が丁寧に設置されています。
住宅では、将来見えなくなる部分が沢山有りますが、他にも地中や床下には給排水の配管が巡り、生活の基盤を支えてくれます。 パソコンの修理に手間取る間に、工事は見る見る進んで、とうとう追い付けなくなりました。

屋根・破風・鼻隠・軒天・外壁といった外装材の隙間を埋める為に、防水コーキング剤を施します。
はみ出ないようにマスキングテープが先ず張られています(左)。
コーキングの後に軒天には白のペンキが塗られました。雨樋が掛かり、建物本体の外部工事はほぼ完了です(右)。
大きさも様々な沢山の外部ドア・内部ドア・窓には、そのサイズに合わせた枠があり、内装材設置の前に取り付けられます(左)
あちこちと施主が探されて、外部で立って使うには重宝しそうな、「流し」が搬入されました(右)。
和室と洋室の間にある2×3mのクローゼットは、4m近い棟木の高さまで全て使います。一部は和室の押入になりますが、大容量の収納スペースとして活躍しそうです(左)。
珪藻土の壁が予定されている和室は、ラスカットボードが下地となります(右)。
大きな台形出窓の付いた東側の洋室には、薄茶の腰壁が張られました。沢山の内装材は使う順番を考えながら置き場所が工夫されています(左)。
家の中心となる玄関とリビングは板張りです。先ずは玄関周りから張られています(右)。
複雑な構造となる広いリビングの壁も、少しずつ形を現してきました。
大型出窓のある屋根構造を支える為に、リビングと右奥キッチンの間には二本の柱があります。当初の計画では右側の柱はそのまま見せる予定でしたが、壁を造作して飾り棚にするアイデアが施主から提案されました(左)。
薪ストーブを設置する場所にも板壁が張られ、いつでも炉台が造れるよう準備が整いました(右)。
塗装とコーキングが終わり雨樋が取り付けられると、外部足場の役目も終わります(左)。
立派に出来上がっていたブロック塀が、ご近所の農作業車接触で破損しました。上手にご近所付き合いが始まっているようで、お互い笑顔で事もなく済んだようです(右)。


クロスの下地となるプラスターボードが張られています。トイレと洋室の間には断熱材だけでなく、黒いゴム状の遮音シートが張られました(左)。
洗面室の壁に分電盤が設置されます。全ての電気配線はここに集約されています(右)。
玄関の三和土(タタキ)は、床板から5cm下げてタイル張りの予定です。その下地にコンクリートが荒打ちされました。
砕石敷きの予定だったテラス(ウッドデッキ)の下は、元気な竹や雑草の懸念がある為、水はけの為に角度をつけてコンクリートが打たれる事になりました。束石の設置場所なども考慮しながら、幾分広めに型枠が組まれています(上)。
テラス下が固まってから、玄関正面の階段下地が追い打ちされました(下左)。東西二ヶ所の勝手口にも階段が造作されています(下右)。
キッチンにもプラスターボードが張り巡らされ、吊り収納の部分だけが合板になっています(左)。システムキッチンを設置してからクロスが張られます。
和室の壁もラスカットボードが張り終わり、施主施工の珪藻土を待ちます(右)。


二度目の公道工事、今回は排水管の接続です。
数年前にこの道路に布設された200mmの本管に150mmをつないでいます。入口横に公共枡が設置されました。

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▼高橋さんちCONTENTS
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給排水配管 床下・壁・天井断熱材設置  完成して生活が始まりました
10月24日
防水塗装 屋内壁施工 テラス基礎 排水 完成後のお住まいの様子