屋根工事が済むと、雨対策の心配が無くなります。
と、安心していましたら、台風が真東からやって来ました。
沖縄に寄り道するのが普通の台風ですが、温暖化と国際政情不安の成せる技か、東から一直線で西に向かい、宮崎市に上陸しました。 家の心配は勿論ですが、物が飛んで隣近所にご迷惑をお掛けするのも心配です。
ブルーシートの上に重い物を載せたりロープで縛ったりして、家周辺に置かれた建材も養生しました。

設備機器の中では一番先にシステムバスが設置されます。高さを調節しながら、基礎に固定したブロックの上にしっかりセットされました(左)。
オレンジの防蟻剤が柱下部には塗られています。
隣の洗面室とトイレの配管も準備されました(右)。トイレ手洗いはトイレ本体との一体型になりましたが、分離方式で描かれた図面を訂正し忘れていましたので、その図面通りにきちんと配管されています。水道屋さんには面倒を掛けましたが、中央下の配管は後程撤去されました。
ほとんどの角材は壁に隠れてしまいますが、家一軒には本当にたくさんの木が使われています。いつもの事ながら、木に感謝!
床下断熱の為にスタイロフォームが設置されています(左)。
タイルを張る予定の玄関には、砕石が固められた上にコンクリートで下地が作られました(右)。


戸と窓が四方の壁に取り付けられ、家に表情が出てきました(左)。
すべて外装板を張り終わると、さらにクッキリとした家の個性が現れて、この家独特の存在感をアピールしています(右)。


屋根天井や壁が張られる前に、電気配線が張り巡らされています(左)。
特に配電盤の設置される洗面室の周辺には、多くの電線が束になって集約されています(右)。
断熱材は二種類、壁は50oで屋根天井は100oの厚さです(左)。
屋根の垂木の間に、隙間無く取り付けられています(右)。
クロスの張られる天井にはプラスターボードが下地として張られ(左)、リビングとキッチンの天井にはパイン材が張られています(右)。
和室の天井には注文と違った板が届き、やり直しが必要になりました(左)。こういう事もまま有ります。
ドアを設置する為に、間仕切り壁の骨格が組み始められました(右)。
軒の天井は屋根の角度に沿って垂木に張る方法もありますが、今回のご希望は水平の軒天です。そのための骨組みが造作されています。
焦げ茶の屋根にモスグリーンの壁。コントラストが出るように、その間の軒天や破風(ハフ)鼻隠(ハナカクシ)そして窓枠や雨樋には白をご希望です。
どのような外観になるのか楽しみです。

建築実績〜完成作品〜へ戻る



▼高橋さんちCONTENTS
土地探し 地質調査 立ち会い 整地 クロス 棚造作 ストーブ炉台 珪藻土塗り
地鎮祭 地盤改良 ブロック積 基礎工事 屋内ドア 設備機器設置 テラス 外周工事
構造材組建 上棟祝 屋根工事 外装工事 照明 収納 ストーブ 内外仕上げ 
9月24日2
給排水配管 床下・壁・天井断熱材設置  完成して生活が始まりました
防水塗装 屋内壁施工 テラス基礎 排水 完成後のお住まいの様子