完成して半年。
周辺の環境にも良く馴染んで 、落ち着いたたたずまいになっていました。
屋内も、お二人の生活を豊かに包み込むような、穏やかで居心地の良い
生活しやすい空間になっているようです。
屋内外を拝見して細かく点検し、併せて写真も撮らせて頂きました。

腕に覚えの有る浦川さんの手になる作品が、家の内外に満ちあふれています。
丸太の門柱に取り付けられた門灯とインターホン(左)、門扉や垣根も全て浦川さんの手作りです(右)。
南側の広々としたテラスには椅子やテーブルが置かれ、もう少し庇を延ばしたかったとおっしゃる屋根代わりに、ルーフブラインドが設置してあります(左)。
浴室前には枕木を利用した水洗柱(右)。

テラス階段を上って正面に有る玄関は、リビングとの一体型。木製の靴箱がすっきりと納まり、周りの調度品や置物がとても良い雰囲気を出しています。
玄関上を走るログ二段の梁には母屋支えの柱が立ち、その間にお洒落なカウボーイハットなどが並んでいます(左)。
家の中心にある南側リビングと北側ダイニングキッチンの中央上には、壁をくり貫いた棟木の下に大型シーリングファン(右)。
テーブルを中心にリビング南西が玄関(左)、大型のフレンチドアを挟んで南東には、浦川さん作の和竿の数々(右)。
リビング東北の角には自作の電話台(左)とこれまでも愛用されてきた大型の飾り棚(右)。
テーブルの上には川魚のオブジェと和竿の名作(左)。
北西側にもすっきりときれいに飾られたガラスケースと素敵な置物(右)
リビングの東側に寝室(左)。その北側の部屋の天井裏を利用した上部収納には、普段使わない品物が多く整理され、カーテンが架けられています(右)。
寝室北側は奥様の部屋で、その入口には収納が造作されました(左)。
整理整頓された奥様専用のデスクと様々な収納(右)。
奥様の部屋側から見るキッチンカウンター奥は随所に棚や収納が工夫されて、使い勝手も良さそうです(左)。
リビング側から見るキッチンは、大きな天窓から差し込む陽差しでとても明るく、カウンター奥はシステムキッチンも隠れてすっきり見えます(右)。
玄関左手にはお洒落なツートンカラーのシステムバス。窓からは大きな池と周りを囲む木々が見渡せます。窓が低ければ湯船に浸かりながら外が見られたのに・・が反省点(左)。脱衣室に並んだ洗濯機と洗面台(右)。
横幅を広く取ったトイレの、手洗一体のサイドテーブルと収納(上左)。その上にはかわいい小物が飾られていました(上右・下左)。
北西角にはゲストルーム。収納上を利用したロフトには、今のところ整理途中の品々が置かれています(下右)。


残材をのこらず有効活用して手造りされた労作の「離れ」。
暑かったこの夏に、よくぞ一人で頑張られたと感心する出来映えです。
玄人はだしの和竿作り。その基地として造られた離れの中には、道具類から釣り用具などが所狭しと並んでいます。
庭の一角には、これも手作りのバーベキューサイト。力仕事に汗を流しながらも、楽しみ一杯で作業をされた様子が伝わってきます(左)。
アイデアと行動力に楽しさと喜びを混ぜ合わせて、これからも家の内外が様々に変化していきそうです。
浦川さん、これからも益々のご健闘を祈ります!

浦川さんにご案内頂き、君津市に本部を置く『森林塾かずさの森』の代表岩田さんにお会いしました。
画家から注文のあったアトリエを、一人で組み建て中です。
すばらしい山あいの地で、現地の間伐材を活用されて、立派なログハウスが完成に近づいています。
  http://www.kazusanomori.com/

建築実績〜完成作品〜へ戻る



▼浦川さんちCONTENTS
遣り方 基礎下地 基礎工事 床板天井 間仕切り壁
コンテナ到着 荷下ろし ついに完成
ログ壁の組み建て
完成後
完成後半年のご様子
小屋組み 太陽光発電